1.初めまして
フリーで特許翻訳をしている杉山範雄と申します。このたび、「あの手・この手の特許翻訳」というタイトルで、ブログを始めさせていただくことになりました。お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
私は、フリーになって今年で6年目です。その前は特許事務所で和文明細書の作成+英日翻訳をしていました。英日翻訳の経験は10年余り、日英は5年ほどになります。
フリーランスとしてはまだまだ駆け出しですが、安定して仕事を頂いています。最初の頃はヒヤリとしたこともありますが、おおむね1ヶ月先まで仕事が入っています。当初は翻訳会社2社から仕事を受けていましたが、その後、特許事務所に切り替え、今は事務所3ヵ所から仕事を受注しています。
ここでは、私がフリー翻訳者になって体感したこと、フリー翻訳者を続けるために実践している工夫みたいなことをお伝えしていきたいと思います。
フリー翻訳者は、翻訳会社や特許事務所に勤めている翻訳者(インハウス翻訳者)とは、だいぶ立場が違います。より高収入が期待できますが、その反面、仕事をもらい続けるための「技」が必要です。
翻訳の品質とスピードを高めることは当然必要です。そのための特許翻訳の勉強やパソコンによる翻訳支援などに、「技」が必要です。
また、顧客との「コミュニケーション」や「距離感」も大事です。翻訳文に付けるコメントなどに、「技」が求められます。
そんなフリー特許翻訳者としての「生き残り術」みたいなことを、書き綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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