1.はじめまして
最近、ブログを書く方が多いですよね。私は、今まで書いたことがなく、これからもきっと書かないだろうと思っていたのですが、
今回、このページで「ブログ風」のコラムを書かせていただくことになりました。
日々、仕事をする中で感じたことや、翻訳をするようになったきっかけなどを少しでもお伝えできればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
私は、主に特許明細書の英訳の仕事をしています。・・・といっても、特許の世界に足を踏み入れてから、まだ4年とちょっと。
その前は、ビジネス関係の翻訳をしていました。ですから、技術的なバックグラウンドが全くなくて、本当に、まだまだ修行中の身です。
お仕事をいただくたびに、インターネットでひたすら調べ、その分野の本を買って、なんとか解明しようと必死です。
でも、翻訳するのは楽しい。翻訳には、「唯一の正解」はありません。5人の人が訳したら5通りの訳文があり、そのどれもが正しいかもしれません。
でも、訳す人によって、内容が曖昧になり誤解を招いてしまうこともあれば、逆に、訳文の方がスッキリとしてわかりやすい場合もあります。
つまり、自分が作った訳文はただ1つ。正確で、誰が読んでもわかりやすい訳文にするために苦しむ(?)ことが、この仕事の楽しさかもしれません。
この人に依頼して良かったと思っていただけるような翻訳者を目指して、迷ったり立ち止まったりしながらでも、一歩ずつ、進んで行きたいと思っています。
タイトルにある「ドキドキ」は、翻訳を納品するときに「これを出したら、もう来月から仕事がなくなるかも・・・」という不安のドキドキとか、
毎日の暮らしの中で、嬉しいことや楽しいことに出会ったときのドキドキとか、いろんな気持ちを込めてつけました。
「へぇー、こんな特許翻訳者もいるんだ・・・」って、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
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