2010年初版、改正法令対応
中国 知的財産権法令集
四十八法令の日・中完全対訳
編:北京市天達律師事務所、翻訳・監修:張青華
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2010年3月初版
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前書(抜粋)
今回出版する法令集においては、中国の知財関連法律・法規を中心に、中国の裁判実務の中で大変重要な位置を占める司法解釈の紹介も入れました。その他、税関における知財保護関連法規、製造物責任法等の関係規定も取り入れました。 また、法律条文の正確な理解と使用上の便宜のため、法令集を中国語と日本語の対訳版にして作成をしました。 翻訳に関し、今まで存在する日本語訳の用語が統一されていない問題や翻訳のばらつき等を避けるため、現存条文に対し、翻訳担当者がすべての条文を見直し、細かいところまで作業を行いました。 この本一冊で、中国の知財関連法律・法規を知ることができることを期待しています。 2010年2月 北京市天達律師事務所 パートナー弁護士 張青華 本書が実務的であることの特徴として、まず、第一に「新た」であることが挙げられます。この法令集に収録されている中国知的財産権に関する法律・法規は、2009年10月1より施行された第三回改正後の専利法、及び2010年2月1日より施行された専利法実施細則をはじめとして、いずれも現行の法律・法規です。 本書が実務的であることの特徴として、第二に「全う」であることが挙げられます。この法令集には、中国の専利権(特許権、実用新案権、意匠権)、商標権、著作権、不正競争行為、税関知的財産権保護、製品品質等に関する法律・法規、重要な部門規則及び関係司法解釈が収録されています。 本書が実務的であることの特徴として、第三に「確か」であることが挙げられます。張青華弁護士及び編集業務参加者は中国の知的財産制度を研究しており、日本語のレベルは高く、編集過程において訳文すべてに対して詳細且つ真摯に校正及び修正を行い、文字翻訳の誤りにより生ずる誤解の回避に努めました。 そのほか、本書の法律・法規の取捨選択も適切です。中国の知的財産に関する法律・法規をすべて遺漏なく収録すればよいというものではなく、編集者は充分に実務上の必要性を考慮しております。一切合財を収録すれば、往々にして大全集のようになり、かえって不便であり、取捨選択が不適切であれば、実用価値は下がります。読者におかれましては、本書は読者の要求を満たすだけでなく、利用面においても便利なツールであることに気付かれることと思います。 ここに、本書を推薦するとともに、皆さまの要求に応え、日中の知的財産権の交流促進に役立つことを願っております。
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